宮本研究室紹介

姪の書いてくれた宮本の似顔絵

私の研究室では、認知機能・運動学習に関する基礎的研究をはじめ、認知機能障害のクライエントの病態や支援に関する臨床的研究を、大学院生と共に進めております。また近年では、Virtual Realityを用いた教育研究や就労支援に関する研究にも着手しています。大学院では2ヶ月に一度、全ての所属学生を集めてゼミナールを実施し、お互いの研究の手法自体を学ぶだけでなく,研究計画の妥当性に関するディスカッションを積極的に行なっています。学部の卒業研究で当該研究室配属になった学生さんは、この研究室ゼミナールに早期から参加し、研究アドバイスをもらうだけでなく、大学院生像を直接体感する機会にもなっています。

主にこの研究室で取り組んでいる研究テーマ

バーチャルリアリティを用いた教育ツールの作成過程を発表している様子
(第34回日本保健科学学会学術集会, 2024)

バーチャルリアリティプロジェクトの成果を詳しく知りたい方はこちら → https://www.hs.tmu.ac.jp/healthcare-training/projects.html

この研究室の卒業研究テーマ(直近3年間)

研究室所属学生の受賞情報

・武田さより,宮本礼子:高齢者における非利き手での短時間箸操作運動学習に関連する脳内ネットワークの検討.(2025年11月,日本臨床神経生理学会第27回優秀論文賞)

・坂直樹,宮本礼子:本邦の脳卒中患者に対する自動車運転再開に向けた支援の実態とその効果ースコーピングレビュー(2024年10月,第34回日本保健科学学会学術集会,奨励賞)

・山口亮祐, 宮本礼子:他者の表情観察を通した認知的共感と情動的共感の神経基盤 -成人女性を対象として-(2019年11月日本臨床神経生理学会第21回大会, 優秀論文賞)

研究室所属学生の助成金獲得情報

・丸山祥:作業療法の臨床推論の学習段階の解明および学習段階に応じた適切な学習活動の開発.日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究B(2024年4月ー2027年3月)

・川田佳央:回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者のAwarenessおよび抑うつ状態の経時的変化とその影響.交易財団法人メンタルヘルス岡本記念財団令和6年度第37回研究・活動助成金(2024年4月ー2025年3月)

・武田さより:高齢者における非利き手での短時間箸操作学習の脳内神経基盤の解明.公益財団法人フランスベッド・ホームケア財団令和5年度(第34回)研究助成(2023年4月ー2024年3月)

・武田さより:文部科学省科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業「相対型」人材育成(FS-SPRING)プロジェクト研究奨励費(2023年-2024年)

・武田さより:運動学習における安静時機能的接続性(RSFC)変化についての文献レビュー.日本保健科学学会2021年度研究助成.(2021年)

指導教員の情報はこちら

https://researchmap.jp/read0124306

関連学会